太陽と花~思い出のひまわり~
それから、太陽君と麻里は話が弾んでいた。



太陽君も何だか楽しそう。



「そういえば、軽井沢の喫茶店をやってるんですよね?」



あっ、麻里・・・その話しちゃうの?



どうしよう。



聞きたいような聞きたくないような。



私の為・・・って言ったら、私は太陽君の気持ちに答えるの?



いいや、出来ない。



私には今裕一がいる。



あっ・・・でも、私はそこまで良い女じゃないよね。



なんて、自分に突っ込んでみたり。


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