太陽と花~思い出のひまわり~
社員旅行~思い出めぐり~
翌日、私は6時ごろ起きた。



麻里はまだ寝ている。



「8時半頃朝食に行こう」と約束していたので


それまでにまだ時間はあった。



あっ、ちょっと散歩しよう。



私は思い出の場所に行きたかった。



おばあちゃんと・・・そして、太陽君との・・・。



麻里に『散歩してくる』と置手紙をして、私は外へでた。



私はホテルを出て木々の中を歩く。



と、言ってもちゃんとした道だけどね。



ここを歩くのって久し振り。



商店街は少し変わったけど、ここの道は何も変わってない。



「あった・・・。」



そう、ここはおばあちゃんの家。



他の人に渡ったとはいえ、そこは昔のままの姿を残してくれていた。



私は目を閉じる。



おばあちゃんに抱きしめられている・・・そんな気がした。





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