太陽と花~思い出のひまわり~
「太陽君・・・?」



あっ、駄目だ。



ここで太陽君って呼んじゃ・・・。



でも、太陽君は気持ち良さそうに寝ている。



気付かないよね・・・?



私は太陽君にずっと謝りたかった。



だから、少しだけ・・・良いよね?



「太陽君、ごめんね。


約束守れなくて・・・


でも・・・。」



すると、太陽君は目を閉じながら、私の言葉に重なるように、



「でも・・・?」



と口を動かした。



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