memory~君とつながるもの~
また、屋上に来た。
ほっといてほしいの?
本当は、聖也の優しさに甘えたいんじゃないの?
いくら自分に問いかけても、返事はなかった。

青い空を見ると、今までの事が走馬灯のように駆け巡った。



『あんたなんて生まれてこなければ良かった
  いい子ぶってんじゃねーよ
 お前なんて死ね
  いなくても誰も悲しまないよ
  ひいき   消えろ   いらない』
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