知らない・・・。





「夢です…。

 風亜さんと私とお母さんと
 
 そ、そして…し…らな、い
 
 お…、父さ…んが…。」





自分で言うことなのに体が拒絶する。



やっぱり、駄目…。



本当に怖い。



自分から闇に入るのは怖いよ…。



すると、ふわっといい香りが漂った。



安心するいい香り。
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