知らない・・・。
「んっ?

 帰るのは君の…、

 いや僕たちの

 “本当の家”だよ…。」




「えっ…?」




「ちょっと、眠ってもらうよ…。

 君にはつらい思いはしてほしく

 無いからね…。」






そう言って、錠剤をのまされた。





「うぐっ…。」





すると、だんだんと睡魔が襲ってきた。



風亜さんの名前を言いたかったが激しい睡魔には勝てなかった。
< 194 / 198 >

この作品をシェア

pagetop