僕らのちから
ブー…ブー…ブー…
僕の青いシーツがしかれているベットの上の携帯が着信を表示していた。僕は未來と優斗とオソロの勾玉が付いているストラップを引っ張って携帯をとって電話にでた。
雪『もしもし…優斗?どうしたんだょ…お前が電話なんて珍しいぢゃん』ふだんあまり携帯を使わない優斗からの電話に少しいつもと違う気持ちで電話にでた。
優斗「なぁ…たしかさうちの学校の体育館ってさ取り壊されるんだよな?」たしかにうちの学校の体育館は二学期に入ってから本格的に工事に入ることになっていた。だがあの小さな木のにおいのする体育館は未來が好きだと言っていた気がするが………
雪『そうだと思うけど…それがな…』
プーップーップーッ…
なんだょ…ピッ!
わけの分からない電話を気にしつつも携帯を眺めながら、僕は思考が停止していることにさえ気が付くことができなかった…
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