携帯の向こうとReal


しばらくの沈黙。。



多分...


この図書館の中で



こんな重い話


してんのわ


ぁたし達だけ。。




シャーペンでノートに書く音や


ページをめくる音


ちっちゃい子が


絵本を読む声が


全て

遠くなった気がした..




ぁたし


やっと言葉見つけて



『ユキヤの
好きになった理由...

分かる気がするょ。』



あの子。

“アユミ”ちゃんの笑顔

思い出す…




きっと


きっと、、


お似合いの
カップルだったハズだょ。



なのに


何で…



別れたの…?



ぁたし


なんかに


入る隙間


くれたの…?



『…ユキヤの
好きになったヒトなら
間違いないと思う。』




『そのセリフ…くせぇよ』




『…だって、、』





ユキヤわ

ぁたしの手にしていた

コーヒーを

手にとり


『俺、コーヒー…さ
飲めなかったり
すんだよね』


そう言ったくせに


缶開けたユキヤ。。




『…ねぇ、ユキ…』






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