携帯の向こうとReal
『ヤキモチ妬いた?』
イタズラっぽいカオして
覗き込んできたユキヤに
『…かもね』
と不器用なぁたし
『時間勿体ないから
行こ?!』
ユキヤわ
まるで
これから
サッカーしに行く
小学生みたいに
うきうきしたカオで
ぁたしの手
引っ張りながら
言った.
『つか...
可愛い過ぎだから 。』
照れてるのか
ぁたしの方見ないで
言ったユキヤ。
“可愛い…”
そんな
単純な一言でも
ぁたしわ
浮かれてるみたぃ
頑張るのって
もしかして
好きなヒトから
『可愛い』
って
ただ
それだけ
聞きたいから
……なのかな。