携帯の向こうとReal
雷雨
ドキっとするのとか
正直
損なんだよね
カッコイイ人にわ
彼女が付き物だし
女子にわ平等に
するみたぃな
ぁたしぢゃなくても
ジャージ貸してた
かもしんなぃぢゃん
恋なワケなぃから
恋とかめんどーだし
変な気持ちやだから
たかがジャージ一枚で
何言ってんだか。
ユキヤの長袖のジャージからわ
シトラス系の香りがした
男子にしてわ
珍しいかな、、、
てか……
いつ返せばぃぃんだし…
ユキヤの方をちらっと
見てみる
一番後ろの廊下側
ユキヤわうつぶせになって
また寝てる
前の席の男友達が
イタズラしてるけど
本人わ
全く気付く様子なし。
-休み時間-
舞佳がはしゃいで言う
『何そのジャージ?!
「羽野」って書いてあんじゃん!』
『…ぁー、コレわ
なんか貸してくれた。』
『…とーとー来たか…』
『何が?』
『稟由の春だょッ』
興奮して言う舞佳に
ぁたし呆れて
うつぶせになる
『そんなんじゃ
ないってばぁ〜…。』
『羽野雪也って結構人気
ぁるんだよー??』
だめだ…。
舞佳わ
完全に勘違いしてるょ
ぁたし好きでも
何でもない。
確かに誰から見てもカッコイイ
おまけに優しいしさ。
だけど
ぁたしめちゃ地味だし
そーいう恋とか
人気のある人とか
届くワケなぃんだよ。。
女子に囲まれたユキヤ
嬉しそーなカオしてる
ほらね、、
男なんて
みんな同じなんだょ