携帯の向こうとReal
男子わ
女子なら誰でもいーんだ

冷たい目で
羽野雪也を見つめた

にこにこしてるユキヤわ

ぁたしが見てるのに
気付いて
笑いかけた

・・は?

まぢ何?

ふいっと見るのやめて

不器用にノートに書いた

『羽野雪也
要注意人物!』


だってさ…
なんか

軽そうぢゃない?

あーゆーの

簡単に女落として

平気で浮気するんだ。

そして彼女にわ

お前だけとか騙して

何股とか掛ける

それが男でしょ?

だったら信じなぃ

恋なんかしなぃ

傷付くとか考えらんない




ユキヤも
その中の一人でしょ…?




6月とわいえ
蒸し暑く

めちゃめちゃだるい

今年から受験生だから

最後の年だからって

みんなのよーに

はしゃぐ気力なぃから。


ぁたし

そー思ってるうちに

机の上で
うつぶせになって寝た


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