優しい君の、隠れた本音
ユウナはたぶん、そこまで俺のことを嫌ってはいない。(と思いたい)

ただ、アキとの関係を壊したくなくて、だから頑なに俺を拒むんだと思う。





「諦めろよ」


周りの奴らに何度も何度も言われた言葉。

けどさ。

ここで諦めたら、ユウナもそしてアキも、両方俺は失っちゃうと思うんだ。



だから、俺は今日も明日も明後日も、ユウナに告って、そしてアキに笑われて、でもって金山に慰めてもらうよ。




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