優しい君の、隠れた本音
いつも私の隣で笑っているアキ。


朝一番に挨拶をして、授業中も手紙を回して、お昼ご飯を一緒に食べて、放課後はふらふらと寄り道をする。


いつだって私の隣にいるのに、私の傍にいるのに、本当は私のこと嫌いだった?

笑顔の裏で私のこと蔑んでいた?



そんなことはない、よね?


信じたいのに信じられなくて、そんな自分がイヤになる。

考えれば考える程、アキのことも、自分のことも分からなくなって来た。

そして、








私は一つの決断をした。



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