優しい君の、隠れた本音

「はなし?」

「そう、出来れば二人きりで話したい」

「それは大事な話?」

「とても、ね」

「分かった。放課後コンピュータ室で待ってる」

「、っえ?コンピュータ?」

「そう、そこ。じゃぁ、また後で」

「ちょ、まっ」




何かを言いかけたユウナの話を聞かずに、俺は席を離れ、そして教室をあとにした。




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