優しい君の、隠れた本音
同じクラスになる前から、笹森雄太のことは知っていた。

学年一のお調子者として。


一度話したらお友達。

そんな感覚で生きている笹森は、顔が広くて、他のクラスにも男女問わず何人もの友達がいる。


そして、



今、私の前の席にいるアキもその内の一人だった。


.
< 5 / 48 >

この作品をシェア

pagetop