Forever Love


屋上の景色に興奮している私に華鈴は、




華「・・・もう話してもいい?」


と言って・・・私に説明してくれた。




華「ちょっと長くなるけど・・・
この学校にどうして、SSクラスなんてあるか知ってる?」


『ううん・・・・SSクラスのコトはさっき知ったばかりなんだ。』



華「やっぱり・・・
あのね・・・この学校の卒業生の多くは政治家や
企業の社長になる人がほとんどなの。

だからより質の良い人材を育てるために、
学園の中から選ばれた人間がSSクラスに所属してるの。

それに、もともとお金持ち学校だから設備とか環境は整えられるから・・・

整った環境で将来有望な学生を育てているの。」




『それはわかったケドなんで入学式?』



華「・・・特に優秀な人材がいるSSクラスをお披露目する
のは入学式だけなの。
だから、各界の著名人がこぞって来るのよ。

どんな人材がいるのか偵察ってわけ。


でも表向きにはSSクラスの存在はあまり知られてないわ。
だからこういうチャンスには品定めみたいにSSクラスの子はずっと見られているの。」





なんて難しい話を当たり前のように話していた。




理解はあまり出来なかったケド、




なんだか心配になった。




この学校でやっていけるのかって。






< 49 / 57 >

この作品をシェア

pagetop