Forever Love
屋上の景色に興奮している私に華鈴は、
華「・・・もう話してもいい?」
と言って・・・私に説明してくれた。
華「ちょっと長くなるけど・・・
この学校にどうして、SSクラスなんてあるか知ってる?」
『ううん・・・・SSクラスのコトはさっき知ったばかりなんだ。』
華「やっぱり・・・
あのね・・・この学校の卒業生の多くは政治家や
企業の社長になる人がほとんどなの。
だからより質の良い人材を育てるために、
学園の中から選ばれた人間がSSクラスに所属してるの。
それに、もともとお金持ち学校だから設備とか環境は整えられるから・・・
整った環境で将来有望な学生を育てているの。」
『それはわかったケドなんで入学式?』
華「・・・特に優秀な人材がいるSSクラスをお披露目する
のは入学式だけなの。
だから、各界の著名人がこぞって来るのよ。
どんな人材がいるのか偵察ってわけ。
でも表向きにはSSクラスの存在はあまり知られてないわ。
だからこういうチャンスには品定めみたいにSSクラスの子はずっと見られているの。」
なんて難しい話を当たり前のように話していた。
理解はあまり出来なかったケド、
なんだか心配になった。
この学校でやっていけるのかって。