Forever Love
そして…私に回ってきた…。
クラス中の視線を集めてるだけでも緊張するのに…
しかも…SSクラスってみんなすごいって聞いたから、余計に…そう思いながら、自己紹介をした。
「私は佐倉愛莉です。中学は公立にいっていました。これからヨロシクお願いします。」
簡単で、少し早口になったけど…
なんとか言えた…
私は、この時自分の事だけで周りが見えてなかったの。
ねぇ…私、気づいてなかったんだ…
狼ちゃんが自己紹介の間ジッと見つめていたことに…
一瞬でもいいから…
あなたの方を見れば良かった。
「{緊張した〜〜〜。}」
なんて自分の世界に入っていると…もう自己紹介が終わったみたい。
でも…この後の担任からの言葉に私や他の外部生は度肝を抜かした。