─暴走族のお姫さま─



自分でもビックリした。



なんでこんなことを
言ってしまったのか。



ただなんでか
俺から離れていく
奈菜に手が届かなく
なっていくような気がして。



すごく怖くなった。



「大丈夫だよ。
ずっとずっと未來の隣にいる。
離れたりなんてしない」



奈菜の言葉を
信じる。












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