─暴走族のお姫さま─



──ドンッ…



次の瞬間。



俺は奈美に
突き飛ばされていた。



奈美は震えながら



「…ごめんなさい
あたし…っまだ好きなの…
バカかもしんないけど…
…好きなの…ごめん」



「…いや…悪かった」



「あたし…バカでしょ?」



「ちょっと休め」



質問に答えないで
俺は部屋を出た。











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