─暴走族のお姫さま─



それとも
俺たちが暴走族だと
わからなかったのだろうか?



いや、そんなはずない。



倒れている
俺の仲間の中には
特攻服を着てる奴もいる。



しかもこんなに
傷ついて倒れている。



こんな状況
誰が見ても
暴走族だとわかるだろう。


俺は女の子に



「鬼頭 未來」



と言った。



すると女の子は



「未來さんですね。
また会えるといいですね」


と言って去っていった。











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