─暴走族のお姫さま─

□奈菜side□




──…♪〜♪〜♪



「…ん」



まだ眠い体を
起こし時計を見る。



あれ?



時計がない…



あたりを見渡すと
あたしの部屋だった。



なんで…?



あたし、昴さんの家に──…



その瞬間。



すべて思い出した。



あたし…昨日…



奏が来て…



あっ…あたし…












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