─暴走族のお姫さま─



だから



あんなカタチで
再会するなんて
思いもしなかった。



もっと早く



再会できていたのなら



また奈菜は
傷つかずに
すんだのに。



いつだってそうだ。



俺は何もかもが遅すぎる。



奈菜…



ごめんな──…












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