─暴走族のお姫さま─



「奈菜…
あたしは奈菜が選ぶ道なら
何だって味方する。

ただね

奈菜に辛い思い
してほしくないの。

それだけはわかってね」



「うん…ありがとう」



未來、ごめんね。



あたしはいつになったら
幸せになれるのかな。



今は未來との思い出が
あたしを支えているよ。



未來は何を支えに
生きているの──…?













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