─暴走族のお姫さま─



「くそ…っ」



奈菜の泣き顔を
思い出したら
足が止まった。



戻りたい。



今すぐにでも戻って
抱き締めたい。



その時だった。



「未來!!」



焦った様子の奏が
俺に駆け寄ってきた。












< 418 / 564 >

この作品をシェア

pagetop