─暴走族のお姫さま─



そんな時に聞こえてきた
あなたの言葉に
あたしは迷いもなにもなかった。



あたしはあなたの
胸に飛び込んで
声にならない声で



【愛してる】



そう言った。



あたしを見て
あなたは微笑んだね。



あなたにはなんでも
お見通しなんだ。



それでいい。



あたしのことを
わかってくれるのは
あなただけでいい。













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