─暴走族のお姫さま─



未來の部屋は思ったよりも
片づいてて綺麗だった。



青で全体的に統一されていて
最低限のものしかなかった。



それでも未來らしいと
思ってしまう。



その時。



──ガチャ…



後ろのドアが再び開いて
お茶の入ったグラスを
二個持った未來が
部屋に入ってきた。












< 508 / 564 >

この作品をシェア

pagetop