私の秘密の旦那様
その言葉を聞いてまた私の目には涙が浮かんだ。

「うん…信じてるよ。」

何があっても、
私も優也のことを
信じていきたい……。

「よし、じゃあ…
どうする?
どこに行きたいですか?お姫様(笑)」

優也はいつもの意地悪な顔じゃなくて、
優しく微笑んだ。

「どこがいいかな?」

「そうだなぁ…
学校の奴等や
……その関係者に
バレないように
ちょっと遠いが
圏外にあるどっかに行くなんてどうだ?

そうじゃなければ
俺は一日中、1つの
ベッドで一緒に寝て居てもいいが☆」

な……!?なにを…言っているの!?
教育者としてその発言はあまりよろしくないかと思う。

「優也のエッチ!!もちろん出かけるに決まってる!

優也とベッドの中に
二人で一日中いたら
何されるかわかんないもん!」

「…はいはい、俺のお姫様は
よくわかっているな。

でも俺は…
お前が高校卒業するまで手は出さない…。
お前を大切にしたいし
約束だし…な……。」

「うん…。

さっきの人と…優也が行ったことがないところがいい…な。」

優也……そこまで
私のこと考えてくれていたんだ……。


やっぱり…2人の
思い出にしたいから。
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