私の秘密の旦那様
「わかった。

じゃあしたく済んだし車、乗って?」

「うん!」

渚…本当にごめんな。悲しませて…
泣かせてしまって…。

でも、信じてくれ
俺は本当に、本当に
お前だけを心から
愛している…。

だから…渚の小さな望みや願い、
欲なんか全てに
答えたいと思うんだ。

可愛い大好きな
愛おしい渚のために…。


「…ねぇ、どこに行くの?」

優也、一体どこに
連れてってくれるのかな?

単純かもしれないけどすごく楽しみ♪
だって2人で出かけるなんて滅多に出来ないから……。


「秘密~(笑)!
もうすぐ着くと思うよ。
外、見ていてみ?」

「うん!楽しみぃ♪」

「ほら、看板が
見えて来た。
あと2キロで着くってよ。」

「もしかして…
水族館!?」

「フッ…正解♪」

「すご―い!
わぁい!堂々と手を繋いで、歩けるね!」

「……そうだな。」


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