私の秘密の旦那様
「ちょっ…待ってよ!」

………行っちまった。
元々俺が悪いから仕方ない。



「グス……ヒクッ…」

…最低だ私。

一人で勝手に口走って…。

子供だよ……。
あぁいうふうに言っちゃったけど…

一度、
家に帰ってから実家行こうかな。


「渚~
帰りの会始まるよ~☆」

「あ、うん今行く」

「あれ…?
なんか目赤くない?」

「あ……と、
さっきね、すっごく目が痒くて擦っちゃったの(笑)
馬鹿だよね(苦笑)」


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