私の秘密の旦那様

「渚、いいか？」

えっ！？
本気で聞いてるよね？

でも、優也と居られる時間が多いなら
それも嬉しいし…

籍をいれたら私…優也の奥さんってことだ////

「え…あ、うん。いいよ。
だけど私、優也のマンションに同棲するの？

お母様…そしたら……」

「あぁ、秋本家は雛夏が継いでもいいし
横峰家に渚が嫁いでも問題無いわよ。
このお見合いが成立するなら（笑）

ただ…まだ少し教えないと渚程はあの子、出来ないから…これから特訓させなきゃ。

それにマンションで二人が同棲して結婚式が早くなる方がいいもーん♪」

「…はぁ」

「じゃあ今から家具買いに行くか？」

「渚、少しはあなたの荷物送ってあるけど
足りないものは買ってもらって（笑）」

少し送ったって！いつの間に！？

「でも学校の人に会ったりしたら…それにもう夕方だし…。」

「そんな事なら大丈夫だ。
会員制のとこに行けばいいだろ？

そうすりゃ誰にも会わねぇよ。」

会員制って…
あなたは一体どこの金持ち坊ちゃん！？

横峰ってまさか…！


まさか…ね（笑）

“あの”横峰とは関係ないよね。