私の秘密の旦那様

謎の転校生…

…やっと、やっと日本に
帰って来たよ。

5年ぶりかぁ…
ナギ元気かな?
早く会って、
抱き締めたいな。



「今日は転校生を紹介する。
入っていいぞ」

「はい。」

「キャ―カッコイイ!」
「ステキ―!!」

………ここもか…。
まったく飽きな……………あれ…?
もしかして…“ナギ?”

「ナギ…?」

「もしかして…真ちゃん!?」

ナギだ!…渚だ…!

親父に頼んでここに入れてもらって良かった。
また可愛いくなって…(笑)

「ナギ…」

チュッ

久しぶりに会った真ちゃんは、
私のことをそっと呼んで近くまで来ると…キスをした。

   それは
 懐かしいくて
  優しいけど…

 切ないキスを……。

最初は一体何が起きているのか、
まわりも私自身もわからなかった。

ただわかるのは、
優也の驚いた顔に………唇の感触。


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