私の秘密の旦那様

なんか…ドキドキする。
もし…赤ちゃん出来てたら私はやっぱり優也の赤ちゃんだから嬉しい！産みたい！
…でも、優也に諦めろって言われたら…私…どうしよう。平常心保てるか自信…ないな…。


しばらくして…

「横峰さ―ん」

「はい…」

「じゃあ内診しますね」




「彼氏さんも来てるのかな」

「はい…。一応」

「じゃあ呼んで来てくれるかな？」

「わかりました。
ｶﾞﾗｯ
優也…」

「ん…今行く」


「失礼します。
渚の夫です」

「あ、旦那さんでしたか。

すいません。とても若く見えたので同い年かと………。



おめでとうございます(笑)妊娠3ヵ月です。」

「あ…ありがとう、ございます。」
どうしよう…やっぱり出来てたんだ…。

「渚さんの年齢からして一応説明はしますが、妊娠5ヵ月までなら堕胎手術が出来ます。」

「だ…たい、手術」

「はい…。それ以降になると堕胎手術が出来ないので、よく考えて下さい。」

「…はい」

「じゃあ、今日は終わりです。一応次の検診は来月です。」

「わかりました。」

「ありがとうございました。」


ｶﾞﾗｯ

ﾊﾞﾀﾝ