私の秘密の旦那様
「…そっ、そっかぁ」

ナギ…もしかして妊娠してるとか…?
まさかな…有り得ない。


…真ちゃん気付いちゃったかな?
真ちゃんってすごく勘いいし知識豊富だし…

「…ナギ、もしかして…妊娠してる…?」

「え…に、妊娠?
ま、まっさか―…」

「…ナギ」

「………」

もう…嘘つけないかも…

「…妊娠してるんだろ。
今何ヵ月」


真ちゃん…
わかってたんだ…

「…3ヵ月」

「おめでとう!ナギ!」

え…喜んでる!?
怒られると思った…!

「え…あ、ありがとう
あのさぁ…学校には…」

「安心しろ
 黙っててやるよ。」

「よかったぁ」

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