私の秘密の旦那様
「OK♪」

えー…!マジですか。本人はスカートの長さが短くて少々困ってるのに…買うんですか。


「芹那さん、家具とかありますか?」

そう。服より先に家具を見なきゃ。

「もちろんあるわよ♪」

芹那さんに案内されてあとをついていくと…
なんだかあらゆる家具が置いてある。
これだとどこに何があるか分からなくなりそう~…。

「ほらここよ、渚ちゃん♪何をお求めかしら?」

「取りあえず今は、ベッドとタンスと…」

「あぁ~なるほどねぇ。
ベッドはダブル?それともシングル?」

「芹那さん、もちろんダブ…」
「芹那お姉ちゃんシングルでお願いします!!」

何言おうとしてるのよ!
シングルにするに決まってるじゃん!!
別に優也と同じベットに寝たくないわけじゃない。だけど、まだ、ね…。

優也の馬鹿!

優也が言い終わる前に言ってよかった気がする(笑)

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