私の秘密の旦那様
「美樹!」

「美樹さん!」

「渚ちゃん!」

「ごめんね、子供アイツに預けて来たから遅くなって…」

「ううん!それより…」

「それよりも真理子の居場所を案内してくれ」

「うん!そのつもりよ」




「…ここ。」

「ここって…」

家のすぐ近くのマンション…

「ここに結愛が…」

「おそらく…」


「私が先に行く。
合図したらすぐに来て」

「わかった」

「お…お願い…お願いします」

「大丈夫。優也の子だもん結愛ちゃんならきっと大丈夫よ」


ピンポーン…

「あ…美樹!
久しぶり、実はあなたに話したい事が…」

「私もあなたに話したいことがあるの。」

「…なに?」

「ここに…」

「うわぁーん…」

「…やっぱり

どうしたの?
ほーら結愛ちゃん
泣かないよ?」

「ヒック…みきしゃん…?」

「そうよー♪
“しゃん”だって♪可愛い(笑)」

「美樹!?
ゆ、結愛ちゃんを知ってるの…?」

「当たり前でしょ?

可愛い渚ちゃんと優也の娘でしょ?結愛ちゃんは。

優也!渚ちゃん!来て」

「「結愛!!」」

「ぱぱ~まんまぁ~」
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