私の秘密の旦那様
「………」

「…………渚、荷物。俺が持つ。」

俺はずっと黙っていられず
渚に話しかけて渚の荷物を全て渚から受け取った。

「あ、ありがと…。」

「さて…………
俺は渚に早く帰れって言ったのになんで
家に早く帰っらなかったんだ?」

1番聞きたかった事を俺は単刀直入に聞いた。


「………優也、
遅くなるような事言ってたから

その……
久し振りに女の子同士の買い物…かな♪」

か、買い物かい。

俺はさっき渚から受け取った荷物を見る。

……たしかに大きめの買い物袋が2つもある。

「………“かな♪”って
俺が、どんだけ心配した事か…

家に帰ったら家は真っ暗、俺はお前が誰かに誘拐でもされたんじゃないかって…心配してたんだからな!」

「…ごめんなさい。
これからは遅くなるときメールします。」

すごく申し訳なさそうに謝る渚……。

今回は本当に焦った。
家に帰ったら真っ暗でビックリした。
渚に捨てられたかと思った。

「まぁ…いい。
だけど……メールより電話しろ。

お前の声、聞きたいしもし俺のが先に帰ったら夜ご飯は俺が作ってやるからさ。」

「はぁーい、
ごめんなさぁい…
でもありがとう。」

微笑んだ渚は
相変わらず可愛い……////
こっちまで笑いたくなっちまったよ(笑)

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