私の秘密の旦那様
そうだ、今日は
久しぶりに来たけどまだ挨拶もしてないんだった…!
「朱音さん、あのぉ、
お父様とお母様は
いらっしゃいますか?」
「はい、
ただいま呼んで
参りますのでお待ち下さい。
あ、ちょうど良かった
莉紗、渚様を皆に。」
「わかりました。
渚様のことを
今こちらに習いに来ている
私どもの後輩に紹介したいのですが…」
あぁ…あれか…。
「あぁ…
いつものあれ?」
ボソ
「いつもの…?」
「新しく習い始めた人達に
簡単に言えば……
あ、紹介をするの。」
まぁなにもしないで待つよりは楽しいかな……。
「さようでございます。」
「わかりました。
優也、奏也さん、
芹那さん、彰良君、拓也君
行きましょう。」