俺様男に用心を!?
で、でもっ!!嫌なんだけどっ!!
てか、長いんですけど!?
「ん〜〜〜!!」
「ふはっ……」
やっと離してもらえたあたし。
「な、なにすんのよっ!?」
奴をキッと睨みつけながら言う。
「え?先に犯してもいいって言ったのは……そっちだよな?」
意地悪く笑って、あたしを見る奴。
「ほんっと、嫌いっ!あんた、マジで大っ嫌いっ!」
そう言って、奴を、睨む、睨む、睨む!睨んでやった。
でも奴は、余裕に笑いながら、こう言った。
「あっそ。ま、あと何週間もすれば、おまえは俺の女だけどな〜♪」
「そ、そんなわけないでしょう!?あたしを、そこら辺の女と一緒にしないでつ!!!」
外見はこんなんだけど、中身は“純粋な乙女”なんだからねっ!?
その証拠に、今のがファースト・キス………
って!!!
「キスっ!!!」
かなり焦って言うあたしに、あの意地悪な顔。
「ん?なに?もう一回してほしいわけ?」
ほんっとにこいつは……っ!!