旦那様は社長
あたし……、一体今何を……?
自分が何をしていたのか分からない。
だけど視線を自分の身体に落とすと、着衣は乱れ、下着も浮いて胸もポロリ……。
「き、きゃあああああああッ‼」
思い出した。
あたしは会社で……
しかも上司と、何てハレンチなことを‼
「あわわわわわわわわ」
完全にパニック‼
恥ずかしくてこのまま死んでしまいたい‼
携帯が鳴らなかったら、あたしはきっとあのまま流されていた。
「気持ちよかった?」
「はぁ!?あんた、何てことしてくれたの!?」
全部この男のせいだ。
あたしは悪くない‼
『でも感じたくせに』
頭の中で悪魔が囁いた。