卒業~4人の卒業~
『帰り1人なの?』

『えっ!?』

声がする方を見るとそこには光馬君が立っていた。

焦ったけど、話せるチャンスだ!!

菜『うん!1人なの。寂しいでしょ~光馬君は部活?』

光『うん!!また部活見に行ってあげたら?』

菜『うん!卒業までに行ってみるよ』

光『ぢゃあ!俺部活行くわ!』

菜『頑張ってね~』

光馬君は走っていった。
私の心臓はまだドキドキ行っている…
光馬君はバスケ部で私もバスケ部だったから面識はあった。
光馬君のバスケしているところもかっこよかった。

『さぁ帰ろうかなぁ…』

私が歩き出すと遠くから―

『気をつけて帰れよ』

この一言が聞こえた。
< 5 / 76 >

この作品をシェア

pagetop