卒業~4人の卒業~
振り向くと光馬君だった。

『あぁ…うん!ありがとう!バイバイ!』

私は光馬君が見えなくなるまで手をふった。

歩き出してから光馬君との会話を思い出す―。

『気をつけて帰れよ……きゃぁぁぁ!!すごいよぉ!嬉しすぎる!』

顔がめちゃめちゃにやけてる…

『今日は良い日だったなぁ~』

私は1人で喋っていた。

だって好きな人に話しかけられたら良い日だと思うでしょ?
その日の終わりに良いことあったら幸せな気分で1日終われるよね?
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