卒業~4人の卒業~
私が前を見ると光馬君は数人の女子と話していた。

『あっ…やっぱり私みたいなもうすぐ卒業する奴よりも同い年で一緒にいれる子が良いよね…』

私はぶつぶつ言いながら校舎に入った。

私が告白出来ないのはこんなことを考えてしまうから…
でも…結局自分に勇気がないだけなんだ…

この日は1日ぼ~っとしていた。

光馬君の姿が見えてもどこか悲しくて、何も言うことが出来なかった。
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