大好きな先輩


「棗っっっっ!!」

「七海っ遅刻〜!」



「そうじゃなくて!」


「どう言う事?」


「先輩からっっっ!」



私は棗に手紙を見せた。




「もう読んだの?」

なぜか声を小さくする棗。


「まだ…棗先読んで…。」




「もう!しょーがないっ」



そして手紙を読みはじめた。




「七海、ほら、読んでみな?」






< 15 / 62 >

この作品をシェア

pagetop