大好きな先輩
七海が危険っ!
「相澤…ちょっといい?」
「ん?いいよ??」
この時、私がこの人に付いていったから悪かったんだよね…。
私たちは体育館の死角になる様な所まで来ていた。
どうしたんだろ??
何かヤバい雰囲気…。
「ねぇ相澤…お前って結構バカ?」
「……なに…言ってんの?」
この男の子は同じクラスの中村君。
「普通、男にこんな所まで付いてこないよね?」
「何しようとしてるの?」
「ん?相澤の全部見せてもらおうと思って。」
そう言ってニヤっと笑う中村君が怖かった。