Roomshare→男の子!?
「辛かったな・・・」




そう言って頭を撫でてくれた。




「気づかなくてごめんな。」




「ううんッ・・・あたしが全部悪いのッ・・・あたしがいるからッ・・・あたしが消えればッ」




―――ぎゅッ。




一層あたしを抱きしめる力が強くなる。




「そんなこと言うなよ。美羽がいなくなったら悲しむ人たくさんいるぞ?」




「あたしがいるだけでッみんな嫌な気分になるッ」




「誰もなってない。美羽にも嫌な気分にはさせない。・・・これからは俺が守る。」
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