白雪姫が目覚めた頃に
数年後…
「鏡よ鏡、この国で1番美しいのは誰だい?」
「はい、女王様。それは城下町の大工の娘です。最近、めきめきと腕を上げているとかいないとか…」
「……」
「……」
「んだと、コラァ!?!?」
「いや、だから国で1番美しいのは大工の娘だって…」
「うっさいんじゃボケぇ!!ちったぁ気ぃ利かせんかい!!女王様が1番だって言っとけばええんじゃぁー!!」
「虚しくないっすか、それ。てか、痛いし…」
「…………」
「…………」
ダッ
女王様は逃げ出した!?!?
「あらら、行っちゃったよ。」