愛と小さな苦痛へ―Your tears are my hope for life―
ただ、僕は、彼女を抱きしめて愛を誓う事しか出来なかった。


エヴァンの不安定な心は、僕の心をも乱した。




「私、貴方を愛しているみたい。貴方が与えた甘美な痛みは、私が、綺麗だという事を証明してくれたのよ。」




ベッドに残った、『証』をエヴァンは、恍惚とした表情で見ていた。

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