ROSE


『おっ、隣じゃん!良かった』


「まぁね♪」


前を見ると5つも席が空いている。空きすぎだろ!まぁ、うちには関係ないけど!


でもやっぱり気になるので後ろの人に聞くことにした


『ねぇ?』


「何ですか?」


『あのさ、うちの前の席何でこんなに空いてるの?』


「あ…えっと、優斗さん、真さん、奏さん、葵さん、海斗さんですよ!」


『そうなんだ、あ…名前は?』


「私は白石志穂です」

『そう、志穂って呼ぶね!あと敬語やめな?』


「そうですね、何て呼べば?」


『うちは字音で良いよ!さっき顔青ざめてたけど、どうかした?』

「え…何でもないよ」

『そっか…』


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