ROSE


『そのかわり親父に頼みあんだけど!』


「なんだ?話によるけどな」


『未沙と一緒に学校行きたい!』


「まぁ、良いけど」


『じゃあさっさと電話しろ!』


「分かったよ」とぶつぶつ言いながら親父が電話をかけだした。


「良いってさ」


「良かったわね字音。じゃあ明日から頑張ってね!」


「うん、おやすみ」


その後、明日の準備をして早く寝ることにした



――次の日の朝


「はぁ…何で起こしてくんないの!?遅刻するじゃん!!」


「だって起きないんだもん」


『"もん"とか言うな!気持ち悪い…ったく早く行かないと!』


「字音ご飯良いの?」

『うん、時間ないから』


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