ちょこあいす
それからぼくは、

彼女に親近感を持った。

毎日、少しだが、話した。

学校が一気に楽しくなった。

ちょっと、女友達も出来た。

そして、テニス部ではなく、

美術部に入った。

男子は二人、

女子は七人居た。

母も居ない、父も居ない、

自由だった。

…でも叔父と叔母は居たけど…

兎にも角にも自由にやった。

いつしかぼくにも

笑顔が溢れていた。
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